江戸時代明和4年より宮廷唯一の御所人形司として御所人形を作り続けている伊東家。
現在当主は十二世を継承し数多くの作品を世に出している。
略歴
1944年 | 有職御人形司 伊東家の長男として生まれる。 同志社大学在学中より本格的に人形制作の道に入る。 |
1978年 | 十二世 伊東久重 を継承。 |
1985年 | 科学万博・日本歴史館にて「十二世 伊東久重 御所人形の世界」展。 |
2000年 | 京都にて「十二世 伊東久重 御所人形の世界」展。(京都新聞社主催) 静岡にて「十二世 伊東久重 御所人形の世界」展。(朝日テレビ主催) 2000年~2014年 同志社女子大学非常勤講師 |
2004年 | ウィーンにて「The World of the 12th HISASHIGE ITOH’s GOSHO-NINGYO」展。 |
2005年 | 福岡にて「十二世 伊東久重 御所人形の世界」展。(北九州市主催) |
2009年 | 滋賀にて「宮廷の雅-受け継がれし入神の技- 十二世 伊東久重 御所人形の世界」展。(佐川美術館主催) |
2010年 | 北村美術館四君子苑にて「有職人形司 十二世 伊東久重作品展」 |
2018年 | 篤志家により静岡県長泉町に「十二世 伊東久重美術館」開設 京都高島屋にて「十二世 伊東久重の世界(朝日新聞社、京都新聞社共催) マドリードにて「十二世 伊東久重展」(伊東久重美術館主催) |
2019年 | 日本高島屋S.C.にて「十二世 伊東久重の世界」(朝日新聞社主催) |
現在 | 一般財団法人 伝統文化保存協会理事長 |
主な収蔵先・修復先(敬称略、順不同)
皇居、東宮御所、秋篠宮家、三笠宮家、高円宮家、京都御所、京都迎賓館、京都国立博物館、国立歴史民俗博物館、奈良国立文化財研究所飛鳥資料館、京都府立総合資料館、三重県立伊勢斎宮博物館、京都大学国際交流会館、本山佛光寺、善光寺大本願、東京本願寺、大聖寺門跡、寶鏡寺門跡、曇華院門跡、霊鑑寺門跡、林丘寺門跡、法華寺門跡、大雲院、叡山正教坊、柳谷楊谷寺、鞍馬寺、本性寺、平安神宮、わら天神宮、伏見神寶神社、諏訪懐古神社、冷泉家時雨亭文庫、徳川宗家(徳川記念財団)、一橋徳川家(茨城県立歴史資料館)、薩摩島津家(尚古集成館)、加賀前田家(金沢成巽閣)、肥前松浦家(松浦資料博物館)、水戸博物館、京都二条城、姫路城、関門海峡ミュージアム、泰荘町歴史資料館、米国ジョージア州アトランタ市美術館、桐丘学園、小倉学園、鴻池グラナリー、横浜人形の家、祇園祭長刀鉾、祇園祭月鉾、祇園祭函谷鉾、祇園祭南観音山、大津祭、天神祭、亀岡祭、丹波祭、高山祭、名古屋祭、川越祭、津島祭、高岡祭、江差祭、松前祭、栃木祭、八尾祭、村上大祭、潮来祭、八幡祭
主な個展
- 東京銀座和光ホール(現在まで11回)
- 京都高島屋美術画廊(現在まで11回)
- 大阪高島屋美術画廊
- 大阪三越美術ギャラリー
- 名古屋松坂屋美術画廊
- 岡山天満屋美術画廊
- 札幌丸井今井美術ギャラリー
- 桐生プリオパレス